成熟社会 都市ストックの再編

研究会B(2) まちづくりの現場

2011年度2 NEW!010

2011年度は、植木市(奥浅草)チーム、聖天町(奥浅草)チーム、湘南台チームの3つに分かれて、活動を展開しました。

・植木市チームは、春学期に植木市にてパンフレット「ぶらり植木市」を配布しつつ、実態調査を行い、植木市提案カードをまとめました。そして、秋学期には、それらの提案のうち、西洋風の植木のアートである「トピアリー」に着目して、植木市に向けた地域の方の参加や街並みづくりを目標とした企画の立案を行いました。2012年2月の奥浅草観光フェスタでは、その企画の第一弾として、スカイツリー型トピアリー製作ワークショップを開催しました。

植木市チームの活動をまとめたパネル(2012年2月25日の観光フェスタで展示)

・聖天町チームは、秋学期から聖天町のマップづくりの請け負うことになりました。秋学期の間に3回のワークショップを開催し、マップづくりのための地域資源発掘、マップづくりのコンセプト、アイデアの整理を聖天町振興会の方々と一緒に行ってきました。ワークショップの毎回の記録は、「元気だより」というタイトルでまとめてきました。

・湘南台チームは、地元の有志の方が組織する「湘南台倶楽部」に参加し、学生の視点から湘南台のまちづくりに対する意見を述べてきました。秋学期には、学生が紹介する湘南台ホームページのパイロットバージョンを作成しました。



2010年度秋学期

まちづくりの現場を動かす  

地域主導まちづくり活動の支援・実践型研究

今学期は、先学期から引き続き、日本一の皮革・製靴産業のまち、隅田公園脇の待乳山聖天や山谷掘公園を中心とした浅草聖天町にて、新たに設立されることになった地元のまちづくり組織(仮称:浅草聖天町振興会)の初動期の活動を主に支援する。地域の人々とワークショップ形式での会合を適時開催しつつ、このまちについての文献調査、空間調査、インタビュー調査、更には参考事例訪問調査等を進め、今後のまちづくりのビジョンとすぐにでも実践可能なアイデアを検討し、その一部を実験的に実践に移していくとともに、もっと多くの人を巻き込むために、聖天町のまちを深く知るためのガイドブックを作成したい。また、こうした活動を通じて、各自の卒業研究等に繋がる研究テーマを磨いていきたい。

聖天町まちづくり準備会用作成資料(2010年7月9日、抜粋)

2010年度春学期

まちづくりの現場に出る  

地域主導まちづくり活動の支援・実践型研究

全国各地で地域の当事者たちが担い手となったボトムアップの地域環境改善、保全、再生運動が展開されている。一般にこうした運動は「まちづくり」と呼ばれている。自分たちのまちを見つめ直し、その課題を把握するとともに、様々な資源を再発見し、それらを活かして自分たちの生活を豊かにしていく(住環境の改善であったり、賑わいの回復であったり、歴史的建造物の保全であったり、生活の豊かさの意味するところは地域にとって様々である)アイデアを出す。そして、地元の市町村をはじめとする行政や企業と様々な局面で協働し、広く一般の住民、市民を巻き込み、そのアイデアを実現していく。我が国では都市環境整備の分野でも大きく地方分権が推進され、各市町村の力がますます試されるようになってきているのと同時に、ボランタリーセクターや市民セクターと呼ばれるこうした地域主導の「まちづくり」の重要性が揺るぎないものになってきている。

本研究会では、実際に「まちづくり」の現場に出て、地域の当事者たちの活動を支援する経験を通じて、「まちづくり」の理念や必要とされる技術についての知見を深め、各自の問題意識や研究テーマを磨いていくことを目的とする。なお、「まちづくり」の現場では、学生と言えども大学には何らかの専門性を期待される。本研究会では、都市や地域の物的環境の調査や分析、都市計画や都市デザインに関する知識をその専門性の中心に置くが、それ以外の、例えば建築設計、情報技術、環境技術、合意形成や社会調査、産業育成などに関心があり、その関心を「まちづくり」の現場で深めてみたい学生も歓迎する。

今学期は、主に地域の歴史や現況に関するデーター収集と分析、全国各地の先進事例の調査(文献・ウェブ調査、ヒアリング調査、実地見学)、地域の人たちとのワークショップなどを通じて、「まちづくり」支援の基本的な方向性を定めるところまでを確実に行っていきたい。支援対象とする地域は、東京の都区部と地方の港町を予定している。

文献リスト

・雑誌『季刊まちづくり』(学芸出版社)
・日本建築学会編『まちづくり教科書』第1巻~第10巻(丸善)
・西村幸夫編『まちづくり学』(朝倉書店)
・日本建築学会編『まちづくりデザインのプロセス』(丸善)

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