成熟社会 都市ストックの再編
9月 19th, 2011

夏のフィールドワーク(気仙沼・富士吉田・島原・大連)

夏休みの終わりがやってきてしまいました。
下記、この夏の、学生たちとのフィールドワークの備忘録です。 

■気仙沼プロジェクト(8月11日~13日)
5月から開始したSFC気仙沼復興プロジェクト、建築、都市、農村、観光、情報等に関する様々な研究会の教員、学生たちが協働で動いてきました。8月には、港けせんぬま復活祭に合わせて、それまでの調査成果の発表やお祭り支援などを目的に、気仙沼を訪問しました。中島研からは院生の平野、学部生の久保、渡邊が参加しました。復興のキーパーソンに集まって頂いたさんぞかだりやお祭り会場の脇での提案展示を通して、改めて地域の方の思いを直にお伺いすることができました。今後の復興をどのように支援できるのか、行動で示していきたいです。なお、小林研、池田研、厳研の有志と中島研学部生メンバーが主に参加した「気仙沼復興まちづくり調査」(2011年6月)のまとめは、下記にアップしております。
http://kesennuma.sfc.keio.ac.jp/pjkesen/news/2011/07/post-7.html
 

気仙沼小学校脇での提案カードの展示

 ■富士吉田プロジェクト(8月25日~29日)
「富士山信仰と富士山駅を活かした観光振興」をテーマとして、今年から始まったプロジェクトです。富士吉田市の職員の方にサポートして頂きながら、富士吉田の火祭り、すすき祭りの見学、御師まちの資源調査、富士吉田口からの登山体験(豪雨の中、軽装はいけませんでしたね)、関係者へのヒアリング等、充実した調査を行うことができました。中島研の学部生の赤松、海野、渡邊が参加しました。28日夜には、商工会議所の委員会にて、中島と赤松で調査成果を発表し、いろいろなご意見を頂きました。参加したメンバー一同、富士吉田の奥深さに魅せられ、今後の継続調査と提案に向けての展望を得ることができました。しっかりした提案を行うために、今学期、調査を続けていきます。 

富士吉田の火祭り

 ■島原プロジェクト(8月29日~9月3日)
慶應SFCとして長崎県とともに取り組んでいる地域力向上プロジェクトの一環として、一週間にわたって、島原の資源調査を実施しました。参加した学生は9名、中島研からは院生の緒方、学部生の池田、内田、大沼、福島の5名でした。こちらも島原市役所の方々の多大なご協力により、楽しく、充実した調査を行うことができました。何よりも島原の大地の恵みになかば圧倒されながら、まちを歩き回り、多くの人のお話をお伺いし、学生ならではの若い視点、外の視点からの提案をまとめました。一週間でようやくとっかかりが見えてきたところです。今後、提案の内容を精査し、実現可能なアイデアをどしどし出していきたいと思っています。 

生活に根付いた水文化(浜の川湧水)

■大連プロジェクト(9月14日~18日)
お隣の池田先生が建物の設計に携わってこられた大連郊外の龍門温泉の、温泉街としての今後の開発のありようを考えるための調査、計画案づくりを、慶應SFCの学生3名と大連理工大学の学生5名で行いました。中島研からは院生の平野が参加しました。初めて訪れた中国の農村部、郊外リゾートはとても新鮮でした。学生たちはすぐに打ち解けて仲良くなり、共同でしっかりした調査、そしてプランの骨子を作成してくれました。中国の学生たちの、知に対するとても真面目な態度には、大いに刺激を受けました。10月に開催予定の大連でのシンポジウムで成果を発表する予定です。

農村集落でのヒアリングの様子

 

以上になります。
各フィールドワークでは、現地の関係者の方々に多大なご協力を頂きました。
改めて、感謝申し上げます。

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8月 14th, 2011

まちづくり論【2011年夏学期まとめ4】

今学期の学部生向け講義「まちづくり論」は、例年より一ヶ月遅れの5月から開始しましたが、初回に集まった学生は何と500名・・・東日本大震災を受けて、都市計画やまちづくりへの関心が大きく高まっていることを肌で実感しました。結局、選抜した200名の学生とともに、都市計画やまちづくりを通じて、この震災からの復興について考える授業ということにしました。基本的な内容は昨年から引き続いて、「都市計画」と「まちづくり」という構図を用いて、それぞれの理念や方法を事例を通じて学ぶものでしたが、毎回授業の冒頭ではその週の震災復興関連のニュースを解説し、最終レポートも、復興に関するアイデアを提出するものとしました。本年度のゲストレクチャーは、長年、谷中のまちづくりに尽力されてこられた椎原晶子さん、復興のための都市計画に一家言をお持ちの首都大学東京の饗庭伸さんにお願いし、それぞれ非常に充実したお話を頂きました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。今年のまちづくり論は、2011年の今だからこその緊張感と使命感を持って担当した、個人的には大いに記憶に残る授業となりました。授業を聞いてくれた人の何人かが、実際に今後も被災地の復興や都市計画、まちづくりに関心を持ち続けて、自主的、主体的にそうした世界に飛び込んでいって、世の中の役に立ってくれたらいいな、と期待しております。

授業記録

第1回  まちづくり論序 (5月12日)

第2回  都市計画とは何か (5月19日)
第3回  近代都市計画の世界史 (5月26日)
第4回  日本における都市計画の誕生と展開(6月2日)
第5回  日本における都市計画の展開と現在(6月9日)
第6回  中間総括 地元・藤沢の都市計画を通じて (6月16日)

第7回  まちづくりの誕生と展開 (6月23日)
第8回  まちづくり事例1 鞆の浦(広島県福山市)(6月30日)
第9回  まちづくり事例2 谷中(東京都台東区)(7月7日)※椎原先生レクチャー
第10回 まちづくりの特質+まちづくり事例3 柏の葉(7月10日)

第11回  まちづくりと都市計画のこれから(7月14日)
第12回  東日本大震災からの復興を考える1(7月21日)  ※饗庭先生レクチャー
第13回  東日本大震災からの復興を考える2(7月28日) ※学生発表

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4月 25th, 2011

SFC3.11プロジェクトと気仙沼プロジェクト

SFCのEG(環境デザイン・ガバナンス)の教員、学生を中心として、2011年3月11日の東日本大震災以降の様々な社会状況に対応した支援活動、研究活動を展開する「SFC3.11プロジェクト」が立ち上がり、活動を始めています。その一環として、気仙沼出身の学生の強いイニシアティブのもと、気仙沼市の復興を支援する研究会横断型の「気仙沼復興プロジェクト」が早速動いており、中島や研究会のメンバーの何人かも参加しています。4月中旬には、気仙沼を中心として、陸前高田、大船渡方面を訪れ、被災状況を自分たちの眼で確認してきました。脱成長時代における未曾有の大規模災害からの復興…何をすべきか、私たちにも分からないことばかりですが、とにかく走りながら様々なことを謙虚に学びつつ、何とか被災された方々、地域の生活の再建、産業の恢復、都市の復興のお役に立ちたいと考えています。

SFC3.11プロジェクト

気仙沼復興プロジェクト

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3月 29th, 2011

三陸海岸都市の都市計画・復興計画史アーカイブ

このたびの巨大地震・津波によって被災され、貴重な生命を失われた数多くの方々に心よりお悔やみを申し上げます。また、避難地で大変厳しい日々を過ごされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。

都市計画史を研究する仲間たちと、「三陸海岸都市の都市計画・復興計画史アーカイブ」を立ち上げました。

三陸海岸都市の都市計画・復興計画史アーカイブ
http://www45.atwiki.jp/sanrikuplanning/

今回の震災からの復興において、これまでの復興計画の歴史から何を学ぶことができるか。

いかに甚大な被害を受けようとも決して消え去ることのない都市や地域の文脈に耳を傾ける。

by naoto.nakajima | Posted in 研究会B(1) 都市計画・都市デザイン, 震災復興 | 三陸海岸都市の都市計画・復興計画史アーカイブ はコメントを受け付けていません。 |
1月 4th, 2010

Website開設しました。

 

 Planning & Urbanism

都市を通じて表現される人類の味が

大らかでなつかしい 

2010年4月開設の慶応義塾大学・中島直人研究室のwebsiteです。

中島直人の個人websiteはこちらにもあります。

どうぞ、よろしくお願い致します。














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